KRS-2350ICS RED Version の使い方(信号タイミングの調査)
ちょっと前に、ロジアナで、信号のタイミングなどを調査してみた。
先日、イクシスの中川さんとお話した際に、「KRS-2346ICS RED Version や KRS-2350ICS RED Version のキャラクタリスティックチェンジやポジションキャプチャで躓くひとが多い」とおっしゃってたので、公開しておきます。
(あくまで、個人で信号を調査しただけですので、これを見て近藤科学へ問い合わせはおやめください。また間違いがあったら、ご指摘ください。m(__)m)
・信号線はプルアップが必須。プルアップ無しやプルダウンでは、角度通知は行われない。
・50~200usのHパルスの後は、20usのLパルスで、コマンドを受け付けた。10usのLパルスでは、コマンドを受け付けなかった。20~80us くらいのLパルスを送ると良さそう。
・サーボが、信号を出力に切り替えるのは、上記パルスH→Lのエッジから35us付近。
・サーボが、角度通知の可変幅のパルスを出力開始するのは、上記パルスH→Lのエッジから155us~168us付近。(説明書に100us以内で角度通知が始まると書いてあるが、計測するとこのあたりだった。)
・サーボが角度通知の可変幅のパルスを出力したら、その105us後に、サーボは、信号を再び入力に切り替える。
・入力に切り替えた後に、プルアップで生成されるH信号で、サーボが回転することはない。
プルアップがないと、角度通知が無いので、35usを超えるLパルスを与えた場合は、一瞬プルアップによるHレベルを検知した上で、サーボからの出力に切り替えていると思われるが、100MHzのロジアナでも見えなかった。オシロで見れば良かった。
例)キャラクタリスティックの1にしてポジションキャプチャする場合の手順。
(1) CPUを出力モード、Lの状態からスタート。
(2) Hの信号を、100us出力、続いて、Lの信号を50us出力する。(出力同士がぶつかってそうで気持ち悪い人は、20~30usの出力にするといい。ただし、この場合、10us前後のHパルスがCPUに入力されるので、無視する処理が必要)
(3) CPUを入力に切り替え、信号が、700us程度以上のHを受け取ったら、Lになるのを待つ。(このときHの時間を計測する。これが、角度情報になる。キャラクタリスティックチェンジのみが目的なら読み捨てる。)
(4) さらに待つと、プルアップにより、HがCPUに入力されるので、CPUを出力に切り替え、Lを出力する。
(5) 以降は、通常のサーボ制御。
図はないけど、ICS RED Version で、キャラクタリスチック・チェンジや、ポジションキャプチャーをやろうとして、うまくいかなかった人は、これで分かるのでは。
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